今回のお悩みと記事の意図
・新NISAで投資すべきなのか、いつから行うべきか
・始める際の注意点
新NISA開始から1年が経過しました。皆さんは既に活用されているでしょうか。
YoutubeなどのSNSでも様々な情報が飛び交っているように感じています。
私は新NISAを活用しないことは大きな機会損失であり、経済的格差が広がっていく要因になると考えています。
ただ実際の活用方法や始めるべきタイミング、注意点などは誰からも教えられません。
というわけで、今回は上記のようなお悩み・疑問に答えます。
・投資をする上でベストなタイミングを理由を知る
・事前に考えるべき点、注意点を抑えたうえで行動できる。
そもそも、インデックス投資とは?
インデックス投資とは、市場の値動きを示す指数(=インデックス)の値動きに連動をめざす投資手法です。
簡単にいうと、いくつかの会社の株がまとまってでできたインデックスファンドに投資することを指します。
と言われてもなんのこっちゃわからないと思うので、簡単なイメージをお伝えしておきます。
こんなお弁当パックを想像してみてください。

ご飯、肉料理、野菜、卵などいろいろな食材が入っていますよね。
食材1つが異なる会社と見立てると、お弁当1パックで様々な会社が入ることになります。
これがインデックスファンドのイメージです。
つまりこれを購入するだけで、沢山の企業の株主になれるのです。
極めつけはこのお弁当、なんと美味しくないものを捨てる機能がついていたりします。
例えば、日経平均の構成銘柄にA企業が入っていましたが、業績がかなり悪化してしまいました。
日経平均指標基準に満たないとされ、A企業は構成銘柄からははずれ、構成銘柄に新しくB企業が入る。
ざっくりいうとこんなイメージで、銘柄入れ替えや構成比率の更新がなされていくのです。
アメリカのS&P500という銘柄の場合は、四半期つまり年4回銘柄の入れ替えが行われます。
常に新鮮でおいしい食材が入ったお弁当ってことですね笑
何故インデックス投資なのか?
結論からいうと、だれが買っても長期でみると右肩上がりになる可能性が高いからです。
長期インデックス投資であれば初心者であろうが、プロの投資家であろうが成績にはあまり関係ないです。
簡単に理由を伝えていきます!
理由①:基本購入のみなので管理が楽(銘柄選び不要、売却不要、運用成績がよい)
銘柄選び不要
インデックスファンドは前の話であった通り、沢山の銘柄が入っているお弁当パックのようなものです。
つまり、1つの株に固執しなくてよいので、いちいち業績を気にしたりする必要がありません。
それだけ買えば心配いりません。
売却不要
広い視野でみると、日本を含め資本主義の国が多いので、各企業は自社の為、儲け続けようとします。
儲け続ければ、それだけ周囲、世間から期待され株価は伸び続けます。
もちろんインデックスファンドだとして中身は株ですから、コロナショックなどの危機が起これば下落したりします。
歴史的にみても何回もありましたが、そのたびに持ち直しています。
儲けられなくなっていく企業は指標基準から外れていく為、基本的に株価は伸びていきます。
なので、必要になるときまで売る必要がないのです。
運用成績がよく、プロの投資家90%以上のリターンを収めている。
内容詰めていくと難しい話になっていくので、簡単に説明します。
プロの投資家は指数に連動したファンドの成績を上回ることを目指した運用をしています。
これをアクティブ運用といいます。
反対に、指数に連動した運用方法をパッシブ運用と言ったりします。
過去のリターンで見てみると、アクティブ運用のリターンがパッシブ運用を超えたものというのは、
わずか10%前後だといわれています。
この差のほとんどは手数料にあるといわれていて、この手数料は2種類あります。
①株式の売買にかかわる手数料
②証券や銀行への信託報酬などの手数料
これらはパッシブ運用にも含まれていますが、アクティブ運用の方が割合が高いです。
この0~1%の手数料の違いで私たちが受け取る利益が全く変わっていってしまいます。
理由②:複利が利く
複利とは、利息が元本に加算され、その新しい合計額に対して再び利息がつく仕組みです。
つまり、「利益が利益を生む」方法で、時間とともに資産が雪だるま式に増えていきます。
例えば、100万円を年利5%で複利運用すると、1年目は5万円の利息ですが、2年目は105万円に対して5%の利息がつくため、より多くの利益が得られます。
この効果により、長期的に運用すればするほど、資産が効率的に増えていく可能性が高くなります。
あのかの有名な天才物理学者アインシュタインも「人類最大の発明」や「宇宙で最も偉大な力」と称しているほど。
複利については有名な小話があるので、また別の機会に書いていきます。
理由③:手数料が安い
手数料が安いというのは、長期投資をする上で重要視するポイントの1つです。
理由①で説明した通り、手数料の割合が1%違うだけで利益額が大幅に変わってきます。
せっかくある程度のリスクを考えて投資をしているのに、その儲け分を手数料に引かれてしまうのは、本当にもったいないですよね。
長期で安定した運用をする為にも手数料が安いファンドを選びましょう。
インデックスファンドであれば、大体低コストの手数料になっています。
新NISAにインデックス投資する上でベストなタイミングとは?
結論から伝えると、基本的には早い方がいい。なんなら今すぐの方がいい。
理由も単純で複利の恩恵を一番長く受けることができるからです。
直近の投資タイミングを考えて、迷っているという人がいるかもしれませんが、
そもそもインデックス投資は長期投資を前提としている投資方法になりますので、長期的に現状の株価をみても大差ありません。
それよりも値下がりを待っていて、投資できていない方がリターンの損失となってしまいます。
どれだけ「早く」多額の資金をつぎ込めるか。これが人生の資金効率を大きく左右します。
インデックス投資の注意点
注意点①:投資タイミングによって若干の元本割れリスクがある。
投資して直後にコロナショックなどの暴落相場が来る可能性もあります。
その場合は一時的だとしても元本割れ(=ファンドへ投資した金額よりも評定金額)が低くなることもあります。
ただ、長期的な視点で見ればあまり気にするリスクではないかと思います。
いつ暴落相場が起こるかなんて全くもってわからないですからね(笑)
注意点②:基本売らない。
最大の恩恵を受けるためには、複利の効果を最大限受けることが必要になります。
途中で売ってしまうと複利の効果が薄くなってしまいます。
よほどのことがない限り、売却はしないようにしましょう。
注意点③:手数料が安い、指数連動性のファンドに投資しよう。
他の部分でも説明してきましたが、手数料が安い、指数連動を目指したファンドに投資するようにしてください。
不必要なところでコストを払う必要は全くありません。
投資していく上でコスト(手数料)が低いことは、この上なく重要です。
ここまで読んでくれた方へ ~銘柄について~
おすすめのインデックスファンド(指数連動 / パッシブ運用)を2つ紹介します。
どっちを選んでも基本的に問題ないです。
※米国株式(S&P500)と全世界株式であれば、どの名前でも大差はありません。
まとめ
今年からと思っている方、今すぐ今年から始めてみましょう。
ぶっちゃけ20代の内にある程度投資をしておけば、老後の資金については心配する必要はなくなります。
それどころかお金に対する悩みがなくなると思います。
ぜひ2025年はインデックス投資にチャレンジしてみてください。
夢中になりすぎてお金をつぎ込みすぎないように、、生活のバランスを考えて投資していきましょう!(笑)
直接アドバイスしますので、いつでもお問い合わせください。